【学年別】国語の勉強方法
国語は急に点数のあがる教科でもなく、文章の内容によっては点数が変動してしまいがちです。日々の勉強の積み重ねが大切ですが、学年が違えば勉強すべき内容も変わっていきます。
4年生
中学受験勉強は4年生からスタートします。4年生は受験に向けての基礎を固める時期となります。まずは、漢字の勉強をはじめましょう。漢字は一度ですぐ定着するものではなく、繰り返し学習をしていくことが大切です。また、中学受験生は4年生のうちに5年生で習う漢字は全て覚えましょう。文章中に分からない漢字・言葉がないというだけで格段に文章が読みやすくなります。4年生の時点で国語に対して苦手意識がある場合は、まずは毎日活字に触れるようにしましょう。さらに、毎日少しでも文章を読む習慣をつけるようにしましょう。文章を読む習慣をつけていくことで読解力の基礎をづくりをすることができます。
5年生
5年生になると、国語の他の教科の難易度が上がります。他の教科に時間を割くことになると思いますが、国語の学習をおざなりにしないようにしましょう。漢字は5年生のうちに小学校で習う漢字と6年生までに習うすべての漢字を覚えましょう。記述問題はただ単に抜き出せばよいのではなく、難易度が上がっていきます。5年生では、文章を読んで必要な言葉を探し出したり、適切な日本語で伝達できるようになる必要があります。6年生に向けて着実に国語力を身に着けていきましょう。
6年生
6年生では今までより幅広いジャンルの文章に触れていきましょう。比喩表現や文章、詩など文章の全体を通して理解できるようにならなくてはなりません。6年生になり夏休みが終わるころには過去問対策が始まります。志望校によって対策の仕方がそれぞれ変わっていきますので、安定した点数が取れるように志望校に応じた対策をしていきましょう。また、記述問題では時事問題がテーマとして取り上げられることが多くなっています。常にニュースに耳を傾けたり、新聞を読んだりするようにしておきましょう。